kumaniji      (くまにじ)

「1人ひとりが大切にされ、その人らしく生きられ、セクシュアルマイノリティも住みやすい熊本」 「ここでは暮らせないからと出て行く人がいない熊本」 そんな熊本に手をたずさえて一緒に変えていきましょう。

”くまにじ”では、熊本県内の全ての市町村の選挙管理委員会に対して、質問書と要望を出すことにしました。

昨年末から今年2月まで実施した「くまにじアンケート」には、法律上の性別と異なる性別で社会生活上生活されていた方が、期日前投票での本人確認で職員の配慮がなく困ったという経験が寄せられました。

この経験は、性別に関して、選挙権という基本的な権利が、形式的には保障されていても、実質的には侵害されることがあることを示しています。

私たちは、このことを重大な問題であるととらえ、熊本市、また、くまにじでお話する機会をいただいた県内の
議員の方々にお伝えしてきました。

その結果、見直しがなされた自治体もあります。
また、もともと対応できていたところもあると思います。

しかし、まだ対応できていないところもあると思われます。

そこで、くまにじでは、熊本県内の全ての市町村の選挙管理委員会に対して、質問書と要望を出すことにしました。

本日10/19、投函いたします。

この投稿を読んでおられる中にも、県内の市町村の選挙管理委員会の方がいらっしゃるかもしれません。

どうぞご回答のほどよろしくお願いいたします。

回答は、11/5〆切です。

回答の有無及び回答内容は、11/10 10時~の「くまにじアンケート報告会」(はあもにい)で発表するほか、Facebook等でもお知らせいたします。

【要望事項】
1 法律上の性別と社会生活上の性別、また、法律上の性別と名前から推測される性別が一致しないことがあること等を踏まえ、本人確認に際してはプライバシーに十分配慮し、実質的に選挙権を侵害することのないよう、研修及び手引きへの記載等により、選挙事務に従事される方へ周知してくださいますよう、要望いたします。

2 現在、投票関係書類に性別に関する記載がある自治体におかれましては、そのことで投票する機会が実質的に奪われ、選挙権が侵害されている現状があることを重く受け止め、投票率向上のためにも、今後、投票関係書類に性別に関する記載を削除することをご検討いただくよう、要望いたします。

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